監督室で監督と丸井が話している。
ジョージをスタメンで使うかを検討している。
監督がジョージはそんなにすごいのかと聞く。
丸井は狩野に匹敵する天才だと返答。
軽く145キロを投げるし守備に関してもS級。
どこでも守れる。
監督はそれなら四葉を下げてジョージレフトでいいんじゃないかと簡単に言う。
丸井は頑張ってきた皆の気持ちを考えるとそれは出来ないと下を向く。
監督は丸井の様子を見てもう答えは出ているはずだと見抜く。
とりあえず感情はなくして選手をパワプロのプレーヤーとして考えてみろとアドバイス。
丸井は即座に
3塁ジョージ
守備力Cの南を1塁に
鷲中は肩が強いのでレフト
四葉はベンチで代打要員
と答える。
これなら守備力も打撃力もアップする。
自分の本音をはっきりと自覚出来た丸井は
主将として南、鷲中、四葉と話をする決意を固める。
話題は鬼頭の件に。
監督は鬼頭を応援する気持ちがあるなら許し方は考えた方がいいとアドバイスする。
友達が投げた球(デーモン動画)を受け止めるのか打ち返すのか。
すると監督室の窓ガラスが割れた。
寿と打撃練習中の狩野の打球が飛んできたのだった。
ボール集めをしながら寿が狩野に質問する。
まず野球に関する悩みや不安について。
負けることを重圧に感じることはないかと聞く。
甲子園いけなかったらどうしようとかは考えないが
皆が楽しめているかは気にかけていると言う。
寿は信じられない様子だが狩野は別にふざけていない。
次は狩野の野球を頑張る原動力について。
一人で自分を育ててくれた母親への恩返しですかと聞く。
狩野はそれはないと即答。
恩は親に返すのではなくそれ以上のものを他の誰かに与えられる人間になれと教えられてきたと言う。
最後にもう一つ。
すでに甲子園への興味は失っているでしょうと聞く。
狩野は答えずにニヤリとする。
〇感想
丸井の答えが出ました。
ジョージがスタメンでサード
南は1塁へ・・
南はジョージにポジションを奪われることだけは嫌だと言っていましたが・・
丸井との話し合いがどうなるか、ちょっと心配です。
南が拗ねてしまわなければいいけど。
狩野が甲子園に興味を失っていることはないと思います。
甲子園そのものというよりも皆で頂点を目指すことに価値を見出しているような気はしますが。
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