烏丸と金川がさしで居酒屋で飲んでいる。

 

烏丸は新聞を見ながら狩野たちの活躍を話題にするが

金川は無関心を装う。

 

実は二人で会うのは初めてらしい。

金川がプロ初勝利を挙げたのを烏丸が祝いたくて声をかけた。

 

去年は1軍5試合で投げるも結果を出せず2軍落ち。

やっと挙げた初勝利だったが内容が悪かったと言って金川は憮然とする。

 

一方の烏丸は1年目からオールスターに出場、

30発打った早乙女を抑えて新人王を獲得した。

打率3位、安打3位、盗塁2位

年俸は1000万から4500万にアップした。

 

同じくプロに進んだ石松と古谷は結果を出せていない。

1学年下のルーキー天津は身体づくりの最中らしい。

 

金川は火影・藤巻とは連絡を取っている。

火影は結婚し、藤巻はパン屋さんになるべく修行中。

 

高校時代は上しか見ていなかったが

プロになったらチームメイトと自分を比較してしまうと言う金川。

烏丸はそんな金川の今の顔がしょーもないと手厳しい。

来年ドラフトがかかるであろう狩野や檜、今年の活躍次第では可能性がある阿比留にとっても

雲の上の存在であれと烏丸は言う。

 

話は変わって琥珀磨きについて。

金川がじいちゃんに琥珀の原石をもらって磨いてみたのだと言う。

ダイヤの砥石で磨くのだが腕バッキバキになりながら

粗目の砥石から徐々に目を細かくしていって磨いたが思っていたほど光らなかった。

 

もう一度イチから今度は砥石の目をさらに段階を刻みながら丁寧に磨いていったら・・

かなりきれいに光るようになった。

 

金川が言いたいのは同じ原石でも磨き方次第で光り方が変わってくると言うこと。

今自分は荒砥石で磨いている段階だと言う。

このペースだと死ぬ直前が輝きのピークになるがそれでいいと話す。

引退してからも人生は続くのだから・・

 

〇感想

 

金川と烏丸の対談、興味深かった。

卒業生たちの近況がわかったし。

天津は身体を作っている最中と言うことでプロでの活躍はだいぶ先になりそうです。

藤巻がパン屋さんを目指す話は以前出てきたような気がしますが

よく覚えていませんでした。

狩野たちが卒業する前に開店してくれるといいのですが。

 

琥珀磨きは大変なんですね。

いまあまちゃんの再放送中ですが勉さんのことを思い出します。

いつもリアスのカウンターで琥珀を磨いていますが

それくらい時間がかかるものだということがわかりました。

 

プロ野球選手でありながら死の直前が輝きのピークになる金川の人生設計・・

さすがです。

 

しめ鯖は柚子胡椒か・・

今度試してみよう。