大阪大会決勝 DL 対 花忠社。

試合開始直前

 

DL野球部での3年間を今の言葉で話したいと言う丸井。

 

しかし狩野は早く野球をしようと言う。

丸井が一日一日を大事にして、もがきながら主将を務め上げてきたことはみんな知っている。

話さなくても十分伝わっているからと。

 

甲子園には自分たちが連れて行ってやるから

大事なのは大好きな野球を楽しむことだと話す。

 

丸井ははいと強く返事をし、審判の集合の掛け声で整列する。

 

現在雨がパラパラ降っているが止む予報が出ていると審判が話す。

 

すると狩野がプレーボールの掛け声の前にすんませんとことわってDLの応援席に向かって仁王立ちになる。

そして鬼頭、いるなら返事しろと叫ぶ。

 

鬼頭は姿を現し、最前列まで歩いていく。

 

狩野に言われて鬼頭が野球部員の方へ目を向けると

仲間たちは笑顔を向けてくれていた。

 

鬼頭が必死に涙をこらえていると狩野は

今日がお前の新しい誕生日だと声をかける。

 

欲しい物を全部やると言って狩野は列に戻って行った。

 

〇感想

 

丸井の話、聞きたかった気もするけど

確かに狩野の言う通り月並みな話になったかな~ 丸井だと。

それはそれで丸井の持ち味だけど戦闘モードが少しそがれることになったかも。

 

試合開始前に鬼頭に声をかけた狩野は流石。

これで鬼頭は心置きなく観戦に没頭できるはず。

心憎い配慮です。

部員たちの鬼頭に向けるまなざしも温かかった・・

さくらはどんな感情だったのでしょうか。

 

あと、どうでもいいことですが

砂金がグローブでくしゃみのふたをしていました。

臭くなっちゃうんじゃないかな・・・