前回のあらすじ

 

丸井の分析で檜が打たれるパターンがわかった。

カーブやチェンジアップなど緩急の緩がウィークポイント。

このことは檜自身なんとなくしか気づいていなかった。

 

丸井は狩野にはないデータに基づくきめ細かなリードで

狩野から正捕手の座を奪うつもり。

 

狩野には迫ってくる丸井の足音は聞こえない。

 

丸井は監督に例のデータを練習試合の相手に渡してくれたかと確認する。

 

334話あらすじ

 

公立校(京都・石清水八幡高校)との練習試合は相手のグランドで。

レフト方面が異常に広い。

八幡高校のバッターは檜のカーブを左中間方向へ打ち返して何とランニングホームラン!

これで

DL 3-2 八幡

 

狩野は打って取り返すから気にするなと声をかける。

 

監督は丸井に

相手チームにチームデータを渡したことが皆にばれたら大変なことになるぞと話しかける。

丸井は覚悟を決めている様子。

 

今日の檜は丸井に言われた通り

狩野のリードに首を振らない方針。

 

またカーブを打たれた。

狩野は相手が配球を読んでいることに気づき始める。

 

しかし相手打者の声と投手の球の声に相変わらず気づけない。

 

しかし大量得点に助けられ、3回終わって

DL 12-3 八幡

 

ここで丸井は4回からは自分が代わると狩野に告げる。

納得いかない様子の狩野。

丸井は弱小チーム相手に3点も取られて何も感じないのかと聞く。

不要な出費が多すぎると。

 

一人前にケンカを売っているのかとバカにする狩野に対し

すでにゴングはなっていると返す丸井。

 

丸井は大胆な配球で相手の4番を三振に仕留める。

丸井の狙いは狩野に配球に興味を持ってもらいうこと。

それがチームの勝ちにつながると信じて自分が悪になると決めたのだ。

 

丸井は打つ方も頑張ってヒットを放つ。

 

ベンチで檜は狩野に亀の足音がまだ聞こえないかと聞く。

 

〇感想

 

次回丸井がしたことが仲間にバレてしまうようです。

ちょっとした騒ぎになりそうですがそれは丸井も覚悟の上。

問題は狩野に己の慢心に気づいてもらえるかということ。

監督も檜も丸井の理解者。

いい方向に進むと思いますが・・

狩野はどんな態度をとるでしょうか。