大阪大会決勝 DL 対 花忠社

現在のスコアは11-10

9回表DLの攻撃。

 

 

ツーアウトランナー2,3塁。

門松のフルスウィングは糸巻のストレートを芯でとらえた!!

打球はレフト方向へ大飛球!!

 

ボールは鬼頭の頭上を越え、フェンスの高いところに当たって跳ね返る!

 

1塁ランコーの寿がクッションミスっているから3塁狙えると門松に伝える。

 

DLベンチは総立ちでガッツポーズ!

 

クッションをミスっている鬼頭のもとへ砂金が駆けつけ代わりに処理。

その間にランナー二人がホームイン。

これで13-10

 

門松は2塁を蹴って3塁へ!

砂金がサード雨谷に向けて鉄砲肩発動!

 

門松はヘッドスライディング!

しかし割と手前でタッチアウト!

門松は今日はこれくらいにしておいてやると言ってベンチへ戻る。

 

DLベンチでは丸井がまかせたぞと言って狩野と檜を送り出す。

 

花忠社ベンチでは砂金が糸巻に気持ちの入ったいい球を投げていたと声をかける。

 

泣いても笑っても最終回。少しだけ話を聞いてくれと言って砂金が話し始める。

2年前に鬼頭兄の一件で終わったと思われたDLだったが狩野が2年でキャプテンになって復活させた。

夏の甲子園では狩野のいかれた選手宣誓で始まり横羽間戦は激闘だった。

今年は控え選手を主将にし、監督も素人同然。

この決勝戦では鬼頭兄が最前列で観戦する中、狩野と檜抜きで試合を始めた。

甲子園至上主義に背を向けるようなチームが甲子園で活躍したら今ある高校野球の形が変わってしまうだろう。

 

雨谷もそうなると甲子園という夢の舞台がなくなってしまうかもしれないと心配する。

甲子園を守るためにもこの試合は絶対に負けるわけにはいかないと口にする。

 

砂金は鬼退治だと言って投球練習をする檜と狩野に目をやる。

 

〇感想

 

門松ナイスバッティング!

前回の終わり方ではセンター方向に見えたので砂金に取られてしまうかもと心配しましたが

レフトオーバーのツーベースヒットとなりました。

これで3点差。

檜が投げればほぼほぼ大丈夫と思われる点差ですが

花忠社は追いつく気満々です。

が、9回裏花忠社の攻撃は8番糸巻から。

あっという間にツーアウトとなりそうですが果たしてどうでしょうか。