前回のあらすじ
結局DLは選抜に出られなかった。
大阪からは花忠社が出る。
年末年始明け、DLの選手たちはキツイ基礎訓練に明け暮れている。
快苑の万年は笛吹、唐松に狩野がいるDLと戦うことは甲子園出場よりも大きなモチベーションになっているとはなす。
満附の針生は1年の投手・村主とバスケットボールのシュート練習をしていた。
339話あらすじ
3月31日
狩野は満開の桜の下に寝そべりながら
花忠社が選抜で優勝したニュースを携帯ラジオで聞いている。
檜はPL病院で腰のレントゲンをとってもらっていた。
医者の話だと、椎間板には問題はないらしい。
疲れがたまっているのだろうという。
医者も元はスポーツマン。
DLの剣道部でインターハイ優勝経験もある本格派だった。
しかし大学で怪我して挫折、その後医者を目指した。
その先生が檜にアドバイス。
甲子園がゴールでないならこれを機会にもっと上の世界で長く戦える肉体とそれを支える精神を鍛えた方がいいと。
不安気だった檜の顔に希望の光が差した。
ストライク!
と言ってもボーリングの話。
藁と寿がストライクを出し合う。
流石の運動センスだ。
寿は入学したら狩野と野球ができることを楽しみにしている。
春大会で活躍して夏にはレギュラーをとると意気込む。
しかし藁はそうでもなさそう。
阿比留のことは気に入ったようだがDLに入ったのは単なる暇つぶしだという。
藁は一人喫煙所に移動して煙草に火をつける。
そこにおじさんが一人入ってきた。
中学生の藁に煙草をねだる。
毎日退屈だと言う藁に対し、おじさんは退屈なら場所を変えろと話す。
藁は近々環境が変わることが楽しみだという。
〇感想
藁、問題起こしそう。
暴力に喫煙・・
救いはあまり隠そうとしていない点。
DLに入って変わることを期待します。
それにしても妹に言い寄った先輩を軽トラにくくりつけて引きずりまわすとは・・
妹思いなのはいいけどやり口がほとんど裏社会・・
檜の腰が大したことなくて一安心です。
早めに検査を受けたのは流石。
–