準決勝が終わったその日に針生がDL雨天練習場に遊びに来た。

バスケットゴールで狩野とワンオンワンに興じる。

 

が、バスケット選手でもある針生が相手では狩野は全く歯が立たない。

 

花忠社に負けたことは針生はあまり気にしていない。

小さいころから野球一筋だった彼らと自分では引き出しの数が違うことは自覚していると話す。

最後のフェイクもおもしろかった。

 

狩野はあのアイデアを引き出したのは針生の自由なプレースタイルだと言う。

去年のDL戦も同じようなオチだったし。

 

ショックを受ける針生だが、大学ではバスケ一本に絞ると言う。

 

話はDLと横羽間の決勝戦へ。

最後にわんわん泣いた時の涙の意味を聞かれて狩野は

ホッとしたのだと答える。

色々なものを背負っていたから。

全然野球を楽しめていなかった。

野球そのものを愉しむと言う点で針生と横羽間は3歩先に行っていると話す。

 

針生は甲子園は髪形や応援・道具の色まで規則が多すぎると言うが

狩野はそんなことは気にしたことはないという。

 

針生は狩野が甲子園を変えてくれることを期待すると言うが

狩野は興味なしと返す。

 

狩野が欲しい物、それは・・

甲子園以外にも転がっているもの。

 

ここで狩野がダンクを決めようとするが針生がブロック!

狩野はそれを空中でかわし逆の手に持ち替えてシュート!

見事に決まった!

 

そこに丸井が乱入!

一緒にカブトムシを取りに行こうと誘う。

 

〇感想

 

狩野は甲子園を変えることに興味なしと言うか、

甲子園そのものに興味がなくなってきているからな・・

野球そのものを楽しむ決勝戦になりそう。

 

あまり意識してみていなかったけど

甲子園の規則ってかなり多いんですね。

髪形とか道具の色は自主規制みたいな感じなのかと思っていたけど。

自主規制?同調圧力?のような暗黙のルールも多そう。

それも近年ではだいぶ自由になってきているようだけど針生から見ればまだまだ窮屈なのでしょう。

 

狩野の運動能力の高さに改めて驚きました。

ダブルクラッチなんてそうとう難易度高そう。

バスケット選手ではないからセンスだけでやってのけてしまう。

化け物です。

 

次回は本気でカブトムシ捕りをするようです。