今週は針生と一緒に虫取り。

狩野、丸井のほかに天宝と寿も。

 

カブトムシをとりに来たのだが針生と狩野は蛇を捕まえて喜んでいる。

 

丸井は実は虫が苦手と言うことで頭から網をかぶっての参加。

 

夜の森を歩きながら丸井は下級生二人にこれは実験なのだと話し始める。

甲子園決勝で横羽間に負けた夜、丸井は大庭と梶原に話を聞きに行った。

 

その時楽しむとはどういうことかを聞きたかったのだが

結局よくわからなかった。

最後に梶原がカブトムシを取りにってみたらと提案してくれた。

 

それで丸井はここ数日寿を連れて虫取りをしているのだが

今日針生と狩野の様子を見て答えが見えたと言う。

 

2人にとってカブトムシを取ることが目的ではなく、その過程を楽しんでいる。

高校野球に置き換えたら甲子園優勝が目的ではなく、そこまでの道のりを楽しむ。

ただ、その道のりには非常に大きなストレスもある。

楽しむと言うことはそのストレスもコミなのだと理解できたと丸井は言う。

 

カブトムシを捕まえるには暗く危険な夜の森を行かなくてはならないし

蛇にも出会うし蚊に刺されたりもする。

しかしそれらがなかったら何も楽しくない。

カブトムシがいることがわかっている木に行ってさっと捕まえて帰ってきてもつまらない。

予定調和じゃないところが面白さを持続させるのだ。

 

狩野や丸井たちの世代にとって高校野球は思い通りにならないことばかりだった。

だからこそ最後には甲子園と言うカブトムシを取りに行くのだと丸井は叫ぶ。

 

答えがわかったので丸井たち3人は狩野と針生を置いて先に帰る。

 

残された二人。

木に登って行ったムカデを懐中電灯で追っていくと・・

そこには大きなカブトムシとノコギリクワガタが蜜を吸っていた。

 

〇感想

 

丸井や狩野たちが味わった苦難は並大抵のものではありませんでした。

特に狩野は強烈な逆風の中、2年でキャプテンというとんでもない重荷を背負って日々戦っていたわけだし。

それでも最終的には先輩たちの信頼も勝ち取って甲子園準優勝まで行けた。

だから狩野は十分に苦しさも愉しさも味わったのかもしれませんが

丸井や花本などベンチ入りできなくて甲子園を味わえていない選手が多くいます。

だから今年甲子園に行くことはやっぱり大きな意味を持つのだと改めて認識できた回でした。