冒頭、回想から。

アンディの面接試験の模様。

面接官はハガート。

アンディは身長を聞かれて、190です、と答える。

ハガートは188センチで、世界一大きい宇宙飛行士と呼ばれている。

アンディを採用すると、ハガートのその称号はアンディのものになってしまう。

そのことをハガートがアンディに言うと、アンディは

普段は187センチです。190は午前中だけです。

と言い直した。

これにハガートはウケた。

さらにアンディは付け加える。

ハガートが世界一大きい宇宙飛行士と呼ばれるのはその偉大な功績も含めてのことなので、自分がそう呼ばれることは無い、と。


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ハガートは話を進める。

次の質問は、

二人以上の誰かに、同じことを褒められた経験はあるか?

月面のムッタ達。

フィリップはビートルの中。

ムッタとアンディが外で作業中。

スパコンを入れ込むための横穴掘削は終わり、枠を穴にはめ込んでいる。

横壁と正面のの枠は上手くハマった。

後は天板。

アンディは、天板と踏み台を持ってくるよう、フィリップに依頼する。

フィリップが外に出ると、あるはずの踏み台がない!

移動中に固定していたベルトから抜け落ちたようだ。

 

これを見ていたNASAの指令室では、今日の作業をどうするか皆で話し合う。

2メートル以上の高さに大きな天板を挿しこむ作業。

無理は出来ない。

ハガートは考える。

とりあえず、ジョックに乗ったフィリップに踏み台を捜させることに。
(ブギーでは見つけても運べないため)

ビンスは、2キロ戻って見つからなかったら今日のミッションは中断と伝える。

フィリップは意気揚々と捜しに戻る。

 

フィリップからの連絡で、2キロ戻っても見つからないとのこと。

今日のミッション中断かと思われたその時

アンディはおもむろに立ち上がると、天板を一人で持ち上げだした。

驚くムッタ。


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冒頭の面接の続き。

”2人以上の誰かに、同じことを褒められた経験・・・”

人に褒められることなどほとんどないアンディ・・

人から言われることのほとんどは、「あの人怖い。」

ハガートも、それは言われる。

そしてハガートは問う。

それを言われて傷つくか?

アンディほ答えは

今はもう、そよ風です。

 

試験に合格したアンディ。

しかしその後も

”2人以上の誰かに、同じことを褒められた経験・・・”

のことが気になっていた。

アンディに昨日、一つだけできた。

それは”辛さに鈍感な事”

そしてそれは、タフさの証明でもあると。

母親に言われたことだったが、それとほとんど同じことを昨日訓練中にブライアンに言われた。

そのことをハガートに言うと、ハガートは

「2人以上に言われたなら、それはもうお前の真実だ。信じていい。」

アンディが一人で天板を頭上に掲げて歩き出す。

ムッタが驚く。

NASAの指令室がどよめく。

ハガートだけ面白そうに笑っている。

アンディは一旦天板を下ろして、崖に立てかける。

そして縁に硬化剤を塗り、もう一度持ち上げる。

アンディ
「ムッタよ・・・
俺が本気の時は・・・もっとガンガン働けるぜ」

そういうとアンディは天板を横枠の上部に乗せてスライドさせた。

きっちりハマった!

ムッタも、指令室も感動している。

そしてハガートは通信で伝える。

「アンディ、オレの称号だったフレーズは、今日からお前のもんだ。」

——303話ここまで。

宇宙兄弟 304話に続く

〇感想

確かにアンディはデカくて目が窪んでて、無口でちょっと怖い感じですね。

あまり親しみがわくタイプではありません。

そのアンディにスポットを当てた今回で、ちょっとアンディに対する感じが変わりました。

大きくて頼もしい奴。

そう、世界一大きくて、タフな宇宙飛行士。

アンディ、これからもいざという時は本気を出してくれ。


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