–原作178話(隠岐の島編8話目)あらすじ
ゴローの研修もあと僅か。
随分島にも慣れてきた。
病院の廊下を歩いていると、後ろから子供にカンチョーされる。
マツコばあさんとのやりとりもすっかり慣れたもの。
そんなゴローの様子を見ていたマキさんは、ゴローの事をちっちゃいイチロー先生みたくなってきたと言っている。
でも来週にはいなくなってしまう。
ミサキはなんだかとてもさみしそう・・・
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ゴローに言われた通り病院で検査を受けた久松ユリさん。
入院することになった。
血圧が高く、尿たんぱくも出ているという。
つきそいで夫とお義父さんが来ている。
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事務室でマキさんとゴロー、イチロー先生で話している。
ユリさんは入院してからも血圧が上がっている。
上は160を超えることもある。
血小板の数値も平常より低い。
ちょっとイヤな感じ。
イチロー先生は、ここで誘発分娩するのはリスクが高いと判断。
マキさんに本土での分娩の段取りを指示する。
しかし、昨日久松父さんの言った通り、海は時化ている。
ヘリを手配する。
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イチロー先生はユリさんと家族に本土での分娩を説明する。
妊娠高血圧症候群の可能性があるので、今が危険だという訳ではないが、本土で分娩に臨んだ方が安心だと話す。
心細そうな顔をするユリさん。
義父さんは上の子は自分が見るから安心していって来いと言ってあげる。
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久松父さんは廊下でイチロー先生を呼び止める。
嫁とお腹の赤ちゃんをとても心配している。
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笑顔で、大丈夫と言ってあげるイチロー先生。
—
ヘリ到着まであと20分。
ここで未受診妊婦のミズキ(27週)に異変が起きる。
ゴローが診ると、もう分娩は避けられない状況!
イチロー先生に判断をゆだねるゴロー。
イチロー先生が下した判断は・・・
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イチロー先生はユリさんと家族に、へりをミズキに譲ってくれと頼んでいる。
ミズキは27週で切迫早産。
今生まれてもこの病院に必要な設備はなく、対応できる医師もいない。
うまれても赤ちゃんは自分で呼吸ができない。
今はその赤ちゃんのためにミズキの搬送を優先したいと説明する。
夫は承諾しかねると言っている。
ゴローは、へりはすぐに戻ってユリさんを搬送すると言うも・・・
夫に、よそ者は黙ってろと言われてしまう。
ここで久松父が割って入る。
人の命を助けるには優先順位があることを息子に言って聞かせる。
長年救急隊員として働いてきたからこそ説得力がある。
このイチロー先生とゴローを信じて任せようと言ってくれた。
ユリさんも、自分は大丈夫だからミズキを乗せてあげてという。
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風雨が強まる中、ミズキを乗せたヘリは飛び立った。
見送る病院スタッフたち。
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ユリさんの病室に戻ったスタッフ。
すると今度はユリさんの容態に異変が。
さっきから胃が痛むという。
血の気が引くスタッフ。
ゴローはすぐにミサキに
採血とバイタルチェック、SNTモニターをつける指示を出す!
–178話ここまで
次回 コウノドリ 179話へつづく
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