足を閉じてぶるぶる震えながら小便を我慢するキヨシ。
千代ちゃんがここで2リットルのペットボトルを半分に切ったものを差し出す。
花
「早くそれにオシッコをしろよ。」
聞いていなかったので、話が全く見えないキヨシ。
大きな声を出してごまかす。
「2人がみてる前でオシッコなんかできるわけないでしょう!?」
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また話を聞いてなかったなと、花が怒鳴る。
花は、あの時の看守室の再現をしろと言ってるのだった。
千代が、話だけではよく分からないから。
ちょっとほっとしたキヨシ。
キヨシは再現を試みる。
腰に左手を添えて、右手でペットボトルを股間に・・・
ここでキヨシ、まずい事態に!
股間にペットボトルを当てたとたん、尿意がさらに高まってしまった。
感覚がペットボトルをトイレと錯覚したらしい。
ここでキヨシの思考はあらぬ方向へ。
ペットボトルに限らず・・
考えてみればこの世のものは全てトイレ。
トイレそのものがトイレ度100%として、
ペットボトルは70%
樽は65%
茂みに至っては90%!ほぼトイレ。
ならば・・・
と、キヨシが取った行動は、
”豪雨に打たれる”
豪雨は99%トイレ!!
これでやっと誰にもバレずにオシッコができる。
しかし!!
発射寸前でキヨシは気づく。
そう、湯気だ。
これだけ気温が下がっている中でおしっこをしようものなら・・
湯気が立ってしまう!!
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する前でよかった・・
いや、安心している場合ではない。
こうしている間にも尿意は刻一刻と悪化している。
このままでは1分持たない。
—
リサとアンドレはデート中。
デパートのフードコートでアイスを食べている。
ドキドキしている二人。
しばしの沈黙ののち、アンドレが口を開く。
「あの・・・アイスも食べたし、そろそろ帰りますか・・・?」
リサはショック!
私といてもつまらない?と聞くと、
アンドレは
違います、リサさんといるのはすごく楽しいです!と一生懸命にはなす。
ただ、こう言う事になれていないから、どうしていいかわからない。
するとリサが、「じゃあ、行くか・・」という。
どこへ?
リサは真っ赤になりながら
「こういう時行く場所は・・一つしかないだろう・・」
アンドレの鼓動が高鳴る。
「はい、行きましょう。」
—
雨に打たれているキヨシ。
豪雨に打たれての排尿がダメになった今、こうしていても仕方がない。
キヨシ君カラダ冷えちゃうよ、と言う千代ちゃんの言葉もあって、テントに戻ろうとキヨシが歩き出したその時!
石につまづいてしまった!!
大きくバランスを崩すキヨシ!
——271話ここまで。
監獄学園 プリズンスクール 272話に続く
〇感想
もう限界寸前だったキヨシ。
仮に転倒を免れたとしても、踏ん張った衝撃でもはや排尿を堪えることはできないでしょう。
大好きな女の子の前で漏らしてしまうのか!?
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