前回のあらすじ
春季大会1回戦の相手は強豪中商大堺
ピッチャー不二井はいきなり3点取られた。
藁は不二井の不甲斐ないピッチングを責め、先輩として恥ずかしくないのかと言う。
343話あらすじ
1回裏、3点を追うDLはノーアウトでランナー1,3塁。
ここで3番寿がフェンス直撃の3ベースヒット!
2点入って3-2
DLベンチは盛り上がるが不二井は元気がない。
4番は三振。
5番は期待の藁。
藁は審判にガムを噛んでもいいのかと質問する。
審判は禁止はされていないがモラルの問題だと答える。
その後も質問を繰り返す藁に審判は私語を慎めと注意。
藁は窮屈だなぁと言いながら柵越え。
2点を追加してあっさり逆転。
特にうれしそうでもない藁に対し寿はすかしてんじゃねえと絡む。
続く2回表、不二井は2点を取られる。
ベンチに戻ってきた不二井に対し監督は火茶栗への交代を告げる。
不服そうな表情をする不二井に監督は
勝負をする顔をしていないと言う。
試合は進み9回表。
何と中商大堺 6-8 DL でリードしている。
この回を抑えれば勝ちだ。
丸井から電話で連絡を受けた阿比留は100パー負けると思っていたと言って驚く。
更に驚くことは火茶栗の後、8回からは藁が投げていること。
狩野がごまめ軍団と名付けた下級生チーム。
丸井はこの試合を見る限りでは
夏の甲子園で3年生14人全員ベンチ入りするのは無理だろうと話す。
そうこう言っているうちに藁は9回表もきっちり抑えてDL初戦突破!
〇感想
1年生が期待通りの活躍を見せてくれました。
2年生の天宝と魚谷も初回きっちり出塁してましたし悪くはなさそう。
3年不二井は不甲斐ない結果に終わりましたが
期待のごまめ軍団、ピッチャーの層が薄いので奮起してもらわないと困ります。
1年の火茶栗にこのままエースの座を明け渡すのは本人もつらいでしょうし。
今回の不二井は急にエースナンバーを背負わされて普段の実力が出なかったというのもるかもしれません。
日難との練習試合で見せた抜群のコントロールが蘇れば
守備は堅そうだから割と戦えるのではないでしょうか。
春季大会で下級生たちの更なる活躍が見られそうで楽しみです。
–