今回は志野(32)の 窪に対するアプローチ。
窪は紛争地帯のイラクでアルワーディと呼ばれている。
志野はアルワーディに電話をかけて殺し屋として雇いたいと申し出る。
しかしアルワーディは相手にせず話の途中で電話を切ってしまう。
3週間後、志野はアルワーディを探して部下を二人連れてイラクまで会いに行った。
レストランで4人で食事をしながら話す。
志野はアルワーディのことをかなり深く調べておいた。
自分の母親と義父を殺したことまで・・
当時このことは報道されていないが独自の調査でたどり着いたのだ。
志野はアルワーディに対等な友達になりたいと申し出る。
アルワーディは志野を世間知らずのガキだと判断して相手にしない。
アルワーディは傭兵の仕事を説明する。
本業は護衛で、ターゲットを仕留める仕事はたまにしかない。
するとアルワーディは3人を連れて突如レストランの外へでて車に乗り込む。
直後レストランは銃撃戦の戦場に。
アルワーディは周囲の人間の殺気を感じて逃げたのだった。
アルワーディはこれが護衛の仕事だと話す。
戦いが始まる前に殺気をとらえてその場から逃げること。
志野が黙ってしまったので戦場の恐怖を味わって
もう諦めるだろうと思い、
平和な日本には自分の居場所はないと志野に言う。
すると志野は
それなら自分が日本に戦争を起こして居場所を作ってやると言う。
だから自分と一生の友達になってくれと頭を下げる。
自分の本質を理解していると感じたアルワーディは
嬉しくなり握手をして志野の申し出を受け入れた。
〇感想
志野と窪の出会い編、面白かった。
戦地での傭兵の仕事のメインが護衛で
戦いが起きる前にその場から逃げることが最重要というのは
その手の映画などではあまり描かれないところなので
新鮮で面白かった。
この漫画ならではの説得力があります。
志野が戦争を起こすか・・
32歳の時点で3000人を超す人脈を作り上げていた志野。
50を過ぎた現在では相当巨大なネットワークになっていることでしょう。
警察や自衛隊、政治家等日本の中枢にまで広がっているかもしれません。
それならば戦争を起こすことは可能かも。
特殊詐欺や村を襲って得た金で資金的にも問題なさそうだし。
次回は窪と共に間野会を殲滅させて乗っとるところでしょうか。
楽しみ~
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