今回は巻頭カラー
準々決勝の第一試合が舞洲ベースボールスタジアムで始まった。
満附対花忠社だ。
相変わらずくしゃみばかりしている砂金に針生は
埋め立て地である舞洲には杉は生えていないはずだとからかうが
砂金は自分は砂アレルギーだと返す。
満附のピッチャー村主は初回、花忠社を3者三振に切って取った!
スタンドの隅には鬼頭の姿が見える。
弟に招待されて見に来たのだったが
DLの選手たちを見つけて思わず隠れてしまう。
DLの選手たちは鬼頭に気付かなかった。
試合を見ながら阿比留はずっと戦ってきた戦友のどちらかが引退する試合を見ると
いよいよという感じがしてくると話す。
檜はいろんなものが近づいてきたと寿に言う。
狩野は鬼頭弟の姿を見て兄が観戦に来ているはずだと言い出す。
寿を連れて鬼頭を探しに行く。
陰で話を聞いていた鬼頭は急いで身を隠す。
試合は進み4回裏。
ここまで両チーム無得点。
そろそろ点を取ろうと花忠社は気合を入れる。
鬼頭弟はスタンドに兄の姿を探すが見つからない・・
鬼頭を探し回った狩野と寿だったが結局見つからなかった。
トイレで用を足しながら寿は檜の言った、いろいろ近づいてきた という言葉の意味を質問する。
狩野は終わりも始まりも時間も人もこの夏一個の球になると言うことだと説明するが
寿はさっぱりわからない。
実はこのトイレには鬼頭もいて、個室に隠れていた。
2人が出て行ったのを確認して個室から出るとそこをジョージに見つかった。
ジョージはDL選手たちはそろそろアップに入るから観客席は安全だと教えてあげる。
全く日焼けしていない鬼頭に対し、少しは日に当たらないと身体に悪いと言って出て行った。
鬼頭がトイレを出て歩いていると
友達と歩いているサクラとすれ違った。
鬼頭はサクラを知らないが、サクラは鬼頭をロックオン!
〇感想
鬼頭はまだDLの面々に顔を合わせたくないんですね。
受け入れてくれる感じになっていることは伝わっているはずですが・・
でもサクラに見つかってしまった。
サクラ経由で鬼頭の居場所が狩野に特定されそうです。
藁の「陽ぃ当たらな病気しますよ」
という言葉はそんなにこそこそしなくても大丈夫と言う意味も含んでいたと思いますが
鬼頭に伝わったでしょうか。
狩野やジョージの優しさが胸に来るお話でした。
花忠社対満附の試合、もっと描いてほしいのですが・・
現在中盤で0-0
花忠社が気合入れてましたが村主も調子がよさそうですし得点するのは難しそうです。
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