一緒に真の黒幕である哲雄を倒そうと志野はヲハ明砂を説得しようとするが・・

ヲハは握手を求めて差し出した志野の指を鉈で切り落としてしまった!

 

悶絶する志野。

 

ヲハは志野が話をすり替えたことに気づいていた。

村の金を狙って半グレを送り込んだのは間違いなく志野だった。

 

しかし軍隊式の拷問に魅力を感じたヲハは志野を生かしておくことにした。

 

先頭に立ってキャンプ場に戻るヲハだが窪の居場所が特定できずに焦りを感じていた・・

 

時をさかのぼって7年前、あの事件から1カ月後の村。

5年生のヲハと明砂は学校の中でも下級生に教える立場にいた。

大人たちが大勢殺されて先生がいなくなってしまったからだ。

 

児童たちの中には赤ん坊を背おって授業に臨む者もいる。

赤ん坊が泣きだすとその児童は授業を受けずにおむつを替える。

その子は本当は授業を受けたいのだと涙を流す。

 

すると先生役のヲハは心を鬼にしてその子を平手打ちする。

二度と弱音を吐かないようにするためだ。

大人がいない今、子供たちは一日も早く精神的に自立しなければならないのだと諭す。

 

ヲハが児童を諭している間に明砂は赤ん坊のおむつ替えを済ませておいた。

2人は力を合わせて学校のリーダーになって行った。

 

そしてある放課後。

学校の鶏小屋から1羽いなくなった。

鶏当番が大人から怒られるが

心当たりがあるヲハは裏山に走る!

 

神社の森の中でヲハは

明砂が鶏をバラバラにして立ち木に杭打ちしているところを見つけた。

その表情は冷徹そのものだ。

 

〇感想

 

高梨に鉈を振り下ろした時の明砂の無表情が気になっていましたが・・

生き物の命を奪うことに抵抗を感じないよう自分を訓練していたのでしょうか。

ヲハもためらいなく志野の指を切り落としたし 恐ろしいコンビ。

哲雄と小沢はこの2人に軍隊式の拷問を受けることになってしまうのか。

想像しただけでゾッとする・・

零花と恭一はもうキャンプ場に着いたでしょうか。

ヲハ明砂たちより先に哲雄たちに接触することが出来ればいいとは思いますが

果たしてどんな展開になるか。