前回のあらすじ

 

9回表

狩野のホームランで

DL 13-12 和歌山理辨

となって逆転

その裏狩野と檜は久々に

「BATTLE STUDIES(バルスタリー)」

と拳を合わせる。

 

気合が入った投球を続ける檜は先頭打者を三振に切って取るが

4番近衛を歩かせてしまう。

5番熊谷弟はファーストゴロに打ち取ったかに思えたが

ベースでイレギュラーしてしまう。

 

328話あらすじ

 

不運なヒットで1アウト2,3塁。

このアンラッキーは年上女性と逢引していた阿比留のせいだと狩野が大声で叫ぶ。

ばらされた阿比留は怒りに震える。

 

丸井がベンチからマウンドへ。

緊迫する局面で居ても立っても居られずみんなの顔を見に来たという。

 

マウンドに集まった仲間の顔は野球を楽しんでいる表情。

安心した丸井はベンチへ戻って行く。

 

さらにギアを上げた檜は熊谷兄を空振り三振。

 

次は7番ライト岩村。

この試合まぐれで2点タイムリーヒットを放ってはいるが理辨メンバーは誰も期待していない。

 

どうせだめなら思い切り振ってこいと仲間に言われて打席に立つ。

言われた通り大振りで2ストライク。

 

ラスト1球は檜の一番自信のある球を狩野は要求する。

 

「勝って学ぶ」という狩野の言葉を思い出す檜。

入学以来、チームのピンチや自分が道を外れかけた時にはいつも狩野に助けられた。

高校生活ラストイヤー。

檜は最後まで狩野のミットへ全力投球すると誓って渾身のストレートを内角へ投げ込む!

 

差し込まれた岩村はそれでもフルスウィングするがバットの根元に当たったボールは秋の空に力なく上がった・・

 

〇感想

 

ちょっと嫌な終わり方でしたが

あれだけ詰まっていれば追い風に乗ったとしてもスタンドまで飛ぶことはなさそう。

ただフルスウィングしているので内野の頭を越えてしまう可能性はある。

方向的には花本のところかな。

必死に取ろうとした花本と外野が接触などということにならなければいいけど・・