大阪大会決勝 DL 対 花忠社
5回裏花忠社の攻撃
ここまでスコアは2-3
2アウト満塁
4番砂金が外角高めのストレートボール球をフルスウィング!
打球はいい角度でライト方向へ!
花忠社ベンチはガッツポーズ!
DLベンチは頭を抱える。
しかしボールを追う飛田が追いつき、キャッチしてチェンジ。
ボブと丸井はガッツポーズしてグラブを合わせる。
砂金はヘルメットをとってニヤリ。
5回が終わったのでグラウンド整備に入る。
花忠社のロッカールームはさぞかし沈んでいるかと思いきや
砂金は楽しいと言って笑っている。
ボブの速球はなかなか球威があったと雨谷と話す。
DLのロッカールームでは皆がボブの投球を褒める。
そして話題はボブの首振りについて。
あれは丸井のサインだったとボブが明かす。
念のため投手陣とは共有していたと丸井。
ボブがサインを拒否してまで直球を投げたそうな雰囲気を出せば
砂金が高めのボール球にも食いついてくるのではないかと読んだそうだ。
ボブがサインに3回首振ってプレートを外した時
丸井がマスクを外してわざわざ砂金に表情を見せたのも演技だったという訳だ。
最後はボブの制球力にかけたのだが、見事に応えてくれた。
ボブのこれまでが詰まった最高の5球だったと丸井は話す。
阿比留は俺の名采配に感謝しろと冗談を言うが
真面目な顔に戻ってボブに礼を言う。
DLナインは後半戦に向けて気合を入れる。
その頃狩野母一行は・・
花笑とサクラは仲良く感想を話す。
花笑は笑太郎の出番がまだないのが不満なようだが
サクラは一番いいところで出てくるだろうと予想する。
その笑太郎はブルペンで檜を座らせてピッチング練習中。
150キロは出たかと騒いでいる。
檜や不二井が打たれたら自分が抑えで登板するつもりだという。
そうして球場にいる全員の血や骨、感情をしびれさせる。
檜は狩野がすべるところも引退までには見たいというが
当然狩野は断固拒否。
〇感想
砂金の打球、ホームランかファールかと思いましたがあっさり外野フライでした。
打たれた直後のボブや丸井の表情が冷静だったのはあのコース、球威ならフェンスは越えないと確信していたのか。
流石に5点差になると一方的な展開になってしまうからとりあえずよかった。
改めてボブ、ナイスピッチング!
そして丸井、ナイスリード!
花笑が言っていたように上に飛んだボールが全部ホームランに見えるというのも同意します。
実況のちょっと詰まってますねという言葉も そう? という感じです。
いよいよ次は不二井の登板でしょうか。
花忠社の反応が楽しみです。
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