今回はもしも零花が付き合った男が麻取延人じゃなかったらという哲雄の回想。
第一話で哲雄が零花と待ち合わせをしたレストランで哲雄がスマホのニュースを見る。
半グレの延人が付き合っていた女を殴り殺したことが報じられている。
レストランにやってきた零花はサングラスもマスクもしていない。
普通にステーキセットを頼んで食べ始める。
零花が彼氏を呼ぼうとすると哲雄は一人で会う自信がないと言って歌仙を呼ぶ。
やってきた彼氏は・・
真面目そうな男。
哲雄を除いた3人は楽しそうに会話がはずむ。
歌仙と二人で帰る途中、哲雄は寂しくて涙・・
零花は楽しい学生時代を過ごした。
卒業後は警察官に。
志望動機は哲雄を喜ばせるためと言って父親を泣かす。
そして後日、零花が家に彼氏を呼んだ。
男は現在板前の修行中ということで自分で作った料理を持ってきた。
歌仙の好みに合わせて薄味にしてきた。
哲雄は不機嫌でビールばかり飲んでいる。
やがて零花が結婚。
式では哲雄と零花がバージンロードを歩く。
その後に生まれた明も元気に育ち、
零花夫婦にも女の子が誕生。
全てが順調だ・・
こんな素晴らしく幸せな日々を自分は手放してしまったのだと哲雄は後悔する。
零花は穏やかにほほ笑む父親の両手に手錠をかけた。
大粒の涙を流しながら。
〇感想
零花は窪を捕まえるために警察官になった。
父親を安心させるために。
それなのに大好きな父親に手錠をかける今の気持ちはとても推し量ることはできません。
哲雄の目には涙はありませんでした。
やっと全てが終わった・・・
もう家族の命が狙われることはない。
そんな安心感が大きかったのでしょう。
これからの零花や明の人生は大きな困難が待ち受けているでしょうが
果たして乗り越えて行けるのでしょうか・・
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