大阪大会決勝 DL 対 花忠社

現在のスコアは2-3

6回表DLの攻撃中。

 

2アウト2,3塁でバッターは代打寿。

 

初球を芯でとらえ、大きく振りぬいた!

いい角度で上がった打球はレフト方向へ!

DLのベンチは総立ち!

手ごたえ十分の寿は雄たけびを上げながら1塁へ向かう。

 

レフトの鬼頭が猛然とフェンス方向へ走る!

 

そしてフェンス際鬼頭は落ちてくるボールめがけてジャンプ!

グローブの先に引っかかったボールは落ちそうで・・

落ちない!

3アウトチェンジ!

 

悔しがる寿。

 

ベンチに戻ってきた寿に先輩たちはいいバッティングだったと声をかける。

 

6回裏の守備は

寿がレフトに入り、鷲中はファーストへ。

ファーストだった藁はピッチャー!

 

丸井に急遽の登板を告げられた藁だが返事はりょ。

それは電車に乗り遅れたから少し遅れるという連絡をもらった時の返事だと寿に突っ込まれる。

 

ひそかに練習してきたナックルを披露する日が来たと藁は余裕のジョーク。

 

藁は阿比留にグローブを借りてマウンドへ向かう。

阿比留は監督に叱られたことをまだ引きずっている様子。

 

藁は丸井と簡単に球種の打ち合わせをする。

 

藁がマウンドに立つと花忠社ベンチはざわつく。

中学時代はピッチャーをやっていたと鬼頭が説明する。

 

砂金は鬼頭のファインプレーを無駄にしないためにもこの回先輩たちが打って流れを呼び込むと話す。

 

マウンド上の藁、キンブレルポーズをとってふざける。

楽しそうで結構だと、狩野も楽しそう。

 

そして初球。

丸井のサインはストレート。

藁はしっかり指にかかった伸びのある球を投げ込んでストライク!

DLベンチはいい球だと言って盛り上がる。

丸井も予想以上のストレートに驚いた様子。

 

2球目は切れのあるスライダーで空振りをとり、

3球目は落差の大きなカーブで見逃し三振!

 

不二井はいったい何者だと言って目を丸くする。

 

〇感想

 

あちゃー、寿の大きな当たりは鬼頭のファインプレーに阻まれてしまいました。

残念!

1アウト2,3塁のチャンスも無得点・・

 

それにしても藁、期待通りのナイスピッチング!

急な登板にもかかわらず変化球も完全にコントロールされています。

特にカーブの落差が凄そう。

バッターは全く対応できていませんでした。

山本由伸のカーブのイメージでしょうか。

ここまで器用だとナックルの話は意外と冗談じゃないかも。

1球くらい投げてくれないかな。

※コメント欄で3球目はナックルではとのご指摘がありました。

確かにナックルのようです・・

ナックルは難しいと聞くので本当に練習していたのかな。

 

急にこんなピッチャー出てきたら花忠社は驚くでしょうし

この後投げる不二井は投げにくいだろうな・・