コーラかけも終わり、みんなで打ち上げ花火を見ながら線香花火に興じている。
しかし鬼頭とサクラは仲間に入れず、離れたところで並んで三角座りをしている。
こうなることはわかっていたとサクラはつぶやく。
そしてムードも何もなかった突然のプロポーズを嘆く。
鬼頭は結婚するのかと少し驚いた様子。
メジャーに挑戦するから一緒に来いと言われたとサクラが話すと
鬼頭はそれならアメリカの大学に進学するとかしないとと言いかける。
サクラは鬼頭の言葉をさえぎり、あの人は自分で道を切り開けるから何とかするだろうという。
それより問題は自分が料理と英語がからっきしなこと。
2人で狩野について話す。
傲慢で非常識だが非常に優しい。
だから好きになってしまう・・
そこにジャスティス監督がやってきて2人を不法侵入者だという。
サクラと鬼頭は花火を見たらすぐ帰ると言って謝るが
監督はサクラに誰の女だと聞く。
サクラは自分は誰の所有物でもないと言い返す。
彼女とか夫婦だとかの関係に縛られたくないが、一生狩野のそばに添い遂げたいとは思っていると。
監督は手持ち花火を振り回している狩野に向かって
招待したお客さんをほったらかしにするなと叫ぶ。
狩野はサクラとはこれからもずっと一緒にいるし鬼頭とは試合中球で会話したからもう話すことはないと返す。
鬼頭は言いたいことがあると立ち上がる。
すると狩野はお前の気持ちは行動で十分皆に伝わっているから言葉にする必要はないと言って遮る。
フィナーレの大きな花火が打ちあがり、鬼頭は涙をこらえながらみんなと一緒に見上げるのだった・・
狩野は2人に日曜ここでパーティーをするからあけておくように言う。
そして藁に2人を門まで送るように命じる。
歩きながら藁は鬼頭に、あなたの気持ちがわかると話す。
自分も世話になった皆に言いたいことは沢山あるが言わせてもらえない。
言葉で片づけるなと。
それはならず者に送るエール。
笑ちゃんが好きそうなコだなとサクラが言うと、
自分の方が好きだと藁が返す。
監督室で監督が鏡の前でメダルをかけていると狩野が急に入ってきた。
そしてメモを差し出し、今度の日曜紅白戦をやるので監督の力でこの人たちを集めて下さいと言う。
メモに書かれていたのは
横羽間の陽向と太平洋、理辯和歌山の植野と近衛
早稲多実業の宮田と小荒と音無
そして針生、砂金、万年と笛吹
〇感想
ずいぶん豪華なメンバーの紅白戦になりそうです。
監督にお願いして急遽メンバーを集めるとのことなので割とおおごとになるような気がします。
次の日曜とは時間がなさ過ぎて監督が可哀想。
横羽間は予選敗退とのことでしたが
理辨も早実も予選敗退でしょうか。
それでわざわざ大阪まで来るかな・・
陽向たちはもともと甲子園観戦を予定していたから喜ぶでしょうが。
大庭がおれも参加させろと言いそう。
それにしても狩野、人の名前おぼえなさすぎ。
太平洋なんて一度聴いたら忘れられない名前だと思うけど・・
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