大阪大会決勝 DL 対 花忠社
5回裏花忠社の攻撃
ここまでスコアは2-3
2番陽がセンター前へヒットを放ち1アウト満塁
この大ピンチの局面でボブがマウンドへ。
3番雨谷がブンブン素振りしている。
この状況を部長がジャスティス監督に説明する。
DLとしては内野ゴロを打たせて出来ればゲッツーにしたいところ。
逆に花忠社は外野まで飛ばしたい。
併殺になるなら三振の方がマシ。
配球としては低め中心になるが雨谷は甘めに入ったところを狙ってくるはず。
ボブの制球がカギになる。
高めが好きな雨谷相手なら高めの速球を釣り球に使うのもあり。
ボブの速球は檜や阿比留ほどではないが球威がある。
いずれにしてもコントロールが命。
雨谷が右バッターボックスに入る。
注目の1球目。
丸井の要求は真ん中高めボール球のフォーシーム。
ボブの投球は丸井の構えたところへ!
雨谷はフルスウィングするもボールの下をかすってファール。
2球目。
丸井は内角高めのフォーシームを要求。
1球目より高めのボール球。
ボブはしっかり要求通りに投げ込む!
好きな高めに雨谷は反応するがバットを止める!
ボール。
これで1-1
146キロ出ていた。
ボブはここまで見事な投球を見せている。
3球目。
丸井の要求は真ん中低めのチェンジアップ。
これを雨谷は空振り!
変化球の切れもいい。
DLの選手たちは声を出してボブを盛り立てる。
これで1-2
雨谷がヒリヒリしますねと言うと丸井は
させてんねんと返す。
4球目。
丸井の要求は外角高めのギリギリボールになる球。
ボブは小さくうなずき投球動作に入る。
ボブの速球は丸井の構えたところへ!
雨谷は打ちに行く!
〇感想
まさにヒリヒリする勝負。
外角高め、ホームランにはならないだろうけど逆らわずに右方向へ打てばヒットになるかも。
もしくは ここは一旦ファールか。
大き目のファールなら捕るかどうか迷うところ?
それにしてもボブの投球は見事です。
この場面で自分のできる最高のピッチングを披露しています。
練習通りのことはできないだろうと先週予想しましたが見事に外してくれました。
次週予告が最悪の状況となっています。
どういう状況が最悪か考えてみました。
フォアボールで押し出し、そしてバッター砂金。
これが最悪ですが今日のボブのコントロールでフォアボールはなさそうです。
雨谷がヒットを打って、1アウトのまま砂金でしょうか。
–
–