今回も志野の生い立ち！

小堀（志野）大成の母親が入院した。

客に殴られて全身ボロボロになったのだ。

もう仕事は続けられないといって大成に謝る。

　

小堀は叔父に文句を言うが逆に組に入るように仕向けられてしまう。

　

高校卒業後、仕方なく組に入った小堀は志野と名前を変える。

　

志野は構成員になってからも友情を大切にし、

借金で追いつめられている仲間に薬の仕事をあっせんする。

　

しかし間野会はその商売には手を出さない方針。

組長は志野にすぐにやめるように指示するが志野は仲間のことを思って抵抗する。

しかし更に強く迫られて志野は泣く泣く折れる・・

　

その後も志野は仲間を大切にしながら組の中でのし上がっていく。

　

そして30歳を迎えたある日、ひょんなことから志野は

以前母親が客から酷い暴力を受けたのは志野を組に入れるための叔父の策略だったことを知る。

志野は自分の中で何かが崩壊するのを感じる。

　

志野は仲間を更に集めて間野会も世間も破壊することを心に誓う。

　

〇感想

　

なるほど。

ここで窮地に陥っていた窪に友達だろと言って手を指し伸べた理由がわかりました。

世間の秩序を壊すことが志野の中で必須命題になっているのなら

窪は絶対に手放したくない、友達を越えて相棒とまで思っているでしょう。

　

自分の母親があんなことになったのは叔父のせいだけではなく

世の中の秩序のせいだと思っているなら

以前戸島が言っていた

窪と志野の目的は日本を修羅の国に変えることなんじゃないか？

という言葉が不気味さを増してきます。

　

これまでの人生で人とのつながりを重要視してきた志野。

窪以外にも

例えば警察内部にもかなりの仲間がいそうです。

　

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