大阪大会決勝当日。

3年生たちは一年の時のなぞルールで盛り上がる。

手を上げるときは親指を中に入れるとか、

笑顔禁止とか・・

いつか酒のあてにはなるだろうと檜。

 

選手たちは舞洲に向かうバスに乗り込む。

すると3年生たちは全員黙ってしまう。

さすがに緊張してるのかなと言う寿に対して藁は

言葉が邪魔なだけだろうと言う。

 

花忠社のメンバーは先に舞洲に到着していた。

砂金がチームを引き連れて歩いている。

 

砂金は遠くから見ている鬼頭兄を見つけて弟に知らせる。

 

万年、笛吹、針生が近寄ってきて砂金にちょっかいをかける。

試合前にみんなで食べてくれと言って針生が差し出したのは袋にたっぷり入ったきな粉!

口の中の水分全部持っていかれてミイラになってしまうと砂金は怒る。

 

そこで万年がきな粉一口頂戴と真顔でお願い。

砂金はさらにぶちぎれて きな粉食ってミイラになってしまえと怒鳴る。

 

ひとしきり砂金にからんで3人は去って行った。

 

愛されてますねと後輩に言われて砂金もまんざらでもない様子。

 

DLのバスが舞洲に到着。

それを花枝がいち早く発見!

 

狩野関係者一行は他に

母の涼花、狩野の彼女のさくら、花枝の彼氏が来ている。

 

狩野が颯爽とバスからジャンプして降車。

今日はノーメイクの弟を見て物足りなそうな顔をする花枝。

かっこいいと呟くさくら。

花枝はさくらの感覚をどうかしているとつっこむ。

 

母涼花は既に泣きそう。

今日はハンカチ一枚では足りなそうだと言う。

 

〇感想

 

3年生たちが決勝に臨む緊張感と高校野球の時間を名残惜しむ感じが何とも切ないです。

もう終えてしまった万年達も最後の時間を共有してくれます。

 

鬼頭兄も見に来てくれました。

重要な人物が鬼頭兄に話しかけてくるのではと予想してくれた読者さんがいらっしゃいましたが果たしてどうでしょう。

 

狩野母の涙か・・

もらい泣きしそうだな・・

 

狩野は今のところノーメイクですが

試合までにはきっちり仕上げて来るでしょう。

楽しみです。

 

花枝の彼氏・慎が一眼レフを携えてカメラ担当で同行しています。

一見した感じだと感情のブレが少ない冷静なタイプのようです。

釣り好きのカメラ好きという、多趣味なタイプかな。

早速バスから降りた狩野の写真を撮っていました。

彼もかっこいいと思ったのかも。