大阪大会決勝 DL 対 花忠社
現在のスコアは2-9
7回裏花忠社の攻撃。
マウンドの不二井の元へ向かった狩野は
きくらげはクラゲではなくキノコだという話をし始める。
ベンチの方を見てさすがにこれ以上のわがままは許されないと思った不二井は降板を申し出る。
悔しい結果にはなったが自分的にはいい投球ができたと思っているし
春よりは技術面も精神面も成長できたと話す。
ただ一つアウトを取るのがこんなにも難しいことを思い知らされた。
狩野はマウンドの土を手に取り泣きそうになる不二井の顔に塗り付ける。
13球の価値を下げないために下を向かずに戻れという。
狩野が不二井を連れて戻ってきたのを見て檜がマウンドへ向かう。
すれ違う時檜が2人を見ただけで言葉は交わさない。
監督は良く投げたと言って不二井をねぎらう。
寿が檜からだと言ってタオルとドリンク、そして髭そりとリップを不二井に渡す。
狩野がプロテクターをつけて準備していると阿比留が止める。
花忠社のピッチャーは糸巻しかいないから7点差ぐらいは狩野なしで逆転してみせると言う。
狩野は用があれば呼んでくれと言って裏へ下がって行った。
薄暗い通路を歩く狩野。
その口元はなぜかにやりと笑っていた・・
自分が檜の球を受けるとは思っていなかった丸井は戸惑うが檜は
空気を変えるために初球から飛ばしていくからミットのひもを締めておけと言う。
〇感想
何とも残念な結果に終わってしまった不二井。
その不二井がベンチに戻った時監督や仲間たちがリスペクトの気持ちを表してくれたのは救いでした。
いよいよ檜がマウンドに上がります。
ランナーが2人いるとはいえ本気の檜なら9番1番2番は3三者連続三振で切ってくれるでしょう。
1番に鬼頭がいますが恐らくバットに当たらないと思います。
狩野がニヤリと笑った意味は?
今回の一件で仲間たちが勝利に向かって一丸となったことに対するニヤリでしょうか。
それが狙いで不二井をなかなか下げなかったのではないでしょうが何となく勘でこうなることを予感していたのかも。
ちょっと早いですが、檜があっという間に火消しを終わらせてくれるとして
8回表DLの攻撃は5番の南から藁、都築の打順。
南が出塁すれば藁が打って帰してくれそう。
その後の下位打線が問題ですが果たして猛反撃開始となるでしょうか。
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