前回のあらすじ
公立校との練習試合では丸井が高校初ヒット!
キャッチャーとしても得意なデータ分析を生かして頭角を現し始めた。
試合後相手にチームデータを渡したことを聞いても狩野は怒らなかった。
そんな狩野に丸井は自分が作ったリードノートを渡す。
336話あらすじ
12月22日。
監督は選手たちに家に帰って羽を伸ばしてこいと言って解散!
狩野たち2年にとっては本当に久しぶりの実家。
みんな大はしゃぎ!
家に向かう電車の中で狩野は丸井にノートを返す。
最後のページに狩野が描いたウサギと亀の絵に丸井は笑う。
午後7時。
狩野は実家の古アパートで家族3人そろっての夕ご飯。
姉の花笑はこの日のためにわざわざ仕事を休んだ。
母と姉は2年ぶりに見る笑太郎の食事姿をじっと見ている。
箸の持ち方も膝立てて食べる癖も治っているし、納豆も食べられるようになった。
これだけでもDLに入った成果があったとしみじみ。
母はタバコを吸いながら笑太郎が世界大会の直前にミットが壊れた時の事を話し出す。
キャッチャーミットは安物なら1万で買えるし出せないことはなかったが
あえて1円も出さなかった。
このピンチをどう乗り越えるか試したのだ。
結局笑太郎はチームメイトにお古をもらって乗り越えた。
買うと3万もする上物なので今も使っている。
母はお金がなくて笑太郎にも花笑にも我慢ばかりさせて悪かったと謝る。
専門学校に行かせてもらえなかった姉は
好きなことをさせてもらっている弟に嫉妬したこともあったが甲子園で躍動する弟の姿を見て感動したと話す。
今日は溜まっているゆっくり話を聞いてやると姉に言われて笑太郎は涙を流しそうになるが
母の手料理をかみしめながらこらえるのだった。
〇感想
いい家族といい仲間に恵まれて笑太郎は幸せ者です。
この家庭で育ったから笑太郎はいい人間関係を築けるようになったんだな。
腕によりをかけて作ってくれたお母さんの手料理は美味しかったでしょう。
ミットくれた仲間って誰かな。
いつか明かしてくれるでしょうか。
それにしても狩野の絵が下手すぎでした。
ウサギの顔がアリクイみたいだったし
亀の甲羅の突起物は何なんだろう?
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