大阪大会決勝 DL 対 花忠社

現在のスコアは2-9

8回表DLの攻撃。

 

1アウト満塁で丸井の打順。

自分のところで狩野を代打に送ろうと考えていた丸井は頭を抱えている。

狩野がまだ見つからないのだ。

 

監督は丸井に託すしかないと言うが、丸井はあくまでも狩野にこだわっている。

しかしいないのだから仕方がないと阿比留。

 

丸井は狩野が来るまで待つと言って打席に向かった。

 

その狩野は・・・

バックヤードの暗い廊下で指にカナブンをのせていた。

そしてお前の居場所はこんな暗い所じゃないと言って外に向かって逃がしてやった。

 

狩野を待つと言った丸井は

振る気配なくツーストライクとすぐに追い込まれた。

 

寿が再び探しに行こうとしたその時

ベンチの扉が開いて狩野が入ってきた!

 

ドアノブに手をかけていた寿はバランスを崩して倒れてしまった。

 

丸井は早速タイムをかけて狩野の元へ。

 

外野の砂金は笑っている。

 

不二井が狩野に何か話しかけようとするが狩野は後にしてくれと言って遮る。

そしてすぐに戻ってくると言いおいて打席に向かった。

 

丸井はすれ違いざまに野球が狩野を呼ぶ声が聞こえると声をかける。

 

場内アナウンスが代打狩野を告げるが球場を揺らすほどの歓声にかき消されてしまう。

 

狩野はやかましいなと呟いてバッターボックスに入る。

 

〇感想

 

なんとか間に合いました。

歓声にアナウンスがかき消されたシーンの見開きカラーは良かった。

こういう時はパソコンの大きい画面で見たいと思いますが仕方がない・・

 

さて、待ちに待った狩野の打席ですが点差があるだけに糸巻は逃げ気味の投球になると思われます。

押し出しで1点与えても6点差。

そして飛田、花本との勝負を選択するでしょう。

それが勝ちにこだわる者の価値観。

 

しかしそれだと全然つまらない。

糸巻の、そして花忠社の気持ちや価値観がどう動くのかが見ものです。

決勝戦に不二井のような選手を出してきて負けても吠え面かくなとDLベンチに言い放った雨谷がどう変わるのか、変わらないのか。

糸巻にどんな言葉をかけるのか。楽しみです。