大阪大会決勝 DL 対 花忠社
現在のスコアは7-10
9回表DLの攻撃。
狩野の名前がアナウンスされたが
花忠社がタイムをとってマウンド付近で話し合いを始める。
外野から砂金も駆け付けた。
砂金は狩野を歩かせろと言うが
雨谷は1塁空いてないしホームラン打たれてもまだ同点だからといって反対する。
砂金は敬遠は最初で最後の命令だと言うが、糸巻は勝負したいと言って譲らない。
最初は敬遠に反対していた雨谷も最後の夏になる三年生の気持ちを考えたら
砂金の命令に従うように糸巻に言う。
しかし糸巻はどうしても狩野と勝負がしたいと言う。
この先狩野は手の届かないところまで行ってしまいそう。
これで最後かもしれない勝負を捨てることはできない。
それにそこまでして優勝して甲子園に行ったとて喜べない。
砂金は、進路が決まっていない三年生にとっては甲子園に出るか出ないかが人生を左右すると言う。
結局話は平行線のまま結論は出なかった。
砂金はピッチャーである糸巻に判断を任せると言って外野に戻って行った。
観客席から見ている万年、笛吹、針生たちも話の内容は想像できた。
笛吹は自分なら狩野は歩かせると言い、針生は言うまでもないと言って笑う。
狩野はネクストバッターズサークルで目をつぶって集中している。
飛田にホームラン一択だと声を掛けられるがそううまくいくかなと返す。
花忠社が守備位置につき、狩野がバッターボックスに入った。
ベンチでは監督が手を合わせて拝んでいる。
注目の第一球。糸巻が投球動作に入った。
〇感想
敬遠か・・
普通に考えたら最初に雨谷が言った判断になるのでしょうけど。
勝負したらほぼ確実にホームランされると砂金は思っているようです。
しかし次の打者が当たっている飛田だから狩野敬遠が勝利につながるとは限りません。
糸巻がどう考えるか。
フォアボールも有りでコーナーをついていく感じか。
高めは前の打席で打たれているから低め中心の配球になるでしょう。
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