–産科医・下屋編 第6話(12巻収録・転科)あらすじ
今日から下屋は救命。
期間は1年間。
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サクラと小松が廊下を歩いていると、ショートヘアの見慣れない女医が歩いてきた。
とりあえず挨拶をするが・・・
よく見ると下屋!
二人「え゛~~」
—
下屋は救命救急の部長に挨拶する。
歯に衣着せぬ物言いをする部長だが・・
救命部長
「・・・まさか、下屋先生がウチにきてくれるなんてねぇ・・・
でも1年で産婦人科に戻りたいってコトなんだよね?」
下屋は、1年というのは目安。
必要なら延長するというが、部長が言ったのは、
1年だけかよという嫌味ではなく、
1年ももたないという意味。
「せいぜい1週間かな。」
—
ゴローと四宮が下屋の転科について話している。
四宮は、下屋は当分使い物にならないだろう、と言っている。
医者が転科するということは、楽器でいうと、プロのピアニストがプロのドラマーを目指すみたいなもの。
医師が科を変えるっていうのはそれくらい大変な選択。
—
早速、下屋は脱臼患者の診察を任されるが、全く対応できない。
まず、若い男に触ること自体久しぶり。
結局あたふたしているところを部長に助けてもらう。
加瀬
「脱臼くらい自分で整復できるようにしとかないと。」
—
交通事故で全身打撲の7歳男児が運ばれてきた。
痛みや刺激にかすかに開眼する状態である。
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下屋はライン(点滴)をとるよう指示されるが、血管がどこかわからない。
部長
「まあ、しょうがない、しょうがない。
どうせ妊婦のルートしかとれないんだろ?」
その後、心停止→心肺蘇生法→除細動→鼓動再開の間、下屋は何もできず。
—
手術も終わり、屋上で加瀬と休憩。
加瀬
「助かってよかったなー。
脾臓も破裂してたし・・・あんだけの出血頭が何もなく済んだのは本当、キセキだぞ。」
下屋
「・・・」
子供や老人の血管は妊婦とは違う。
妊婦の血管は若くてハリもある。
さらに血流量も増えているから、血管も浮き出ていてルート(点滴)も取りやすい。
子供や老人は血管が細いし、ショックで脈がとれなくても、なんとかして確保しなきゃならない。
「まぁ、これからだ、下屋先生!」
といって、加瀬は下屋の背中をたたく。
下屋は、自分のことは呼び捨てにしてくださいという。
「時間の無駄なんで。」
加瀬
「1年でなんとかモノにしなきゃなんねえしな・・・
シゴかせてもらうよ。
長い1年になるぞ、下屋。」
下屋
「はい。」
—
男性から救急車の要請が入る。
昼ご飯を食べようとしたら、妊娠中の妻が急に気を失ったらしい。
–産科医・下屋編 6話 ここまで
7話に続く
〇感想
いや~、大変そうですね、下屋先生。
また研修医に逆戻りみたいな感じですね。
でも今度運ばれてくるのは妊婦。
救命で初の活躍!
となるのでしょうか。
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