大阪大会はDLの優勝で幕を閉じた。

両チームがグラウンドに出てきてお互いの健闘を称えあう。

 

DLの選手たちは笑顔、花忠社の選手たちの顔は涙でぬれる。

 

DLの選手たちは校歌を斉唱した後応援席の前へ行き、優勝を報告する。

菩提先生や先輩たち、戦友の針生や万年たちは拍手をおくる。

さくらや花枝は泣きながら笑太郎の勇姿を見ている。

狩野母は手で口を押えて号泣。

鬼頭兄も涙を流しながら頭を下げ、無言で祝意と感謝の気持ちを伝える。

 

選手たちも応援やサポートに対する感謝の気持ちを伝える。

 

最後の球を大事に持っていた藁はそっとおしりのポケットにしまった。

 

ベンチに戻った丸井は感慨深げにメダルを見ている。

すると仲間たちが次々に自分のメダルを丸井の首にかける。

陰のMVPだからと・・

 

皆の気持ちがうれしくて丸井は神妙な顔で頭を下げる。

 

南は宇宙一金メダルが似合わないなどと言い、花本が売れ始めのラッパーみたいでいいと謎のフォロー。

 

丸井はこのメンバーで甲子園に行けることが夢のようだと言う。

 

皆が帰りのバスに向かう中、狩野は一人トイレへと向かう。

 

トイレから戻る途中鬼頭兄に会い、花火に誘う。

一瞬たじろぐ鬼頭に対し、どうせ暇だろうから一緒に帰ろうとバスへ向かう。

 

〇感想

 

先週も書きましたが

いろいろあったけどDLが勝って、何とか甲子園へ駒を進めることがでました。

嬉しいというか、ホッとしたというか・・

 

戦いの後の選手たちの泣き笑いの表情が描かれました。

その中でも相変わらず無表情の藁ジョージが面白かった。

感情を出さない男ですがウィニングボールを人知れずがめてしまったところに喜びの爆発を感じました。

後でそれを知った仲間たちも嬉しく思ったに違いありません。

 

さて、すごく気になっているのが今後の展開です。

DLのファンとしてはもちろん甲子園でのプレーは見たいですが

狩野たちが甲子園に執着がないこともあって甲子園での戦いがもしかしたら描かれないのではという懸念があります。

丸井や南の更なる活躍も見たいですし、

ピッチャーもやれてどこでも守れる、二刀流どころではない藁のスーパーユーティリティぶりが全国を驚かせるところも見たい。

果たしてどうなるのでしょうか。